「腰痛なんて誰でもあるし、湿布と痛み止めでしのげばいい」——もし、そう思っているなら危険です。
50代、60代の男性に多いのが、“がまんしながら働き続けているうちに、腰がどんどん壊れていく”というパターン。
こんにちは、長野県須坂市で40年にわたり腰痛治療に携わってきた森上鍼灸整骨院です。
今回は「痛み止めが効かない腰痛」について、現場でよく見かける症例や、意外と知られていない原因、そして根本的に治すためのヒントをお話しします。
第1章:なぜ痛み止めが効かないのか?
「病院でもらった痛み止めが効かないんです」
こう訴える患者さんは、年々増えています。
整形外科では、まずレントゲンで**骨折や腫瘍といった“レッドフラッグ”**を除外し、それが無ければ「骨に異常はありませんね」と言われ、湿布と痛み止めが処方されるのが一般的です。
これは決して“手抜き”ではありません。整形の先生方も日々多忙で、命に関わらない痛みには保険制度上、限られた対処しかできないという現実があります。
しかし、この時点で「痛み止めだけで済ませてしまう」と、後々大変なことになるのです。
第2章:「腰をかばう姿勢」が腰を壊す
痛み止めで一時的に楽になると、つい無理をしてしまいます。
特に仕事熱心な男性ほど、腰をかばう動作がクセになり、身体のバランスがどんどん崩れていきます。
その結果、
- 骨盤が歪む
- 腰椎に過剰な負荷がかかる
- 本来動かない部位が動かされて炎症が起きる
…と、“新たな腰痛”を次々と引き起こす悪循環が始まります。
第3章:男性に多い“がまん型腰痛”の怖さ
特に50代・60代の男性は、「痛み止めで動けるならまだ大丈夫」と考えてしまいがちです。
でも、それは自動車の警告灯を外して走り続けるようなもの。
痛みのサインを無視して動き続けることで、腰の関節は確実に壊れていきます。
そしてある日、
「もう痛み止めを飲んでも効かない」
「夜も寝られない」
というレベルに達して、初めて来院される方も多いのです。
第4章:「腰は一本もの」——ごまかしが効かない理由
膝は左右にありますが、背骨は一本しかありません。
だからこそ、腰を痛めたときに「片方にかばう」ことができないのです。
その状態で無理に動くと、背骨そのものがねじれたりズレたりして悪化します。
特にぎっくり腰のような捻転性の腰痛のときは、横になって安静にするか、
固定用のコルセット+両手にクラッチ杖を使って腰のぐらつきを最小限にすることが必要です。
第5章:「一回で治したい」思考が腰痛をこじらせる
日本人はマッサージや整体が大好きです。
「グキッと一回で治してくれる名人」を探し求める方も多いですが、
腰椎の構造はそんなに単純ではありません。
・長年の姿勢のクセ
・過去の外傷歴
・筋肉・関節の硬さや左右差
これらすべてを丁寧に評価し、計画的に調整していくことが、本当の意味での“治療”です。
その場しのぎの「気持ちよさ」や「一瞬の軽さ」だけに飛びついてしまうと、
症状は逆にこじれてしまうことがあります。
第6章:「腰痛は誰でもある」…それは大きな誤解
「腰痛?まあ誰でもあるもんでしょ」
この考えが、腰を壊す一番の落とし穴です。
放置していい腰痛と、絶対に放置してはいけない腰痛があります。
たとえば、
- お尻や脚にしびれが出る
- 朝、腰が固まってなかなか起き上がれない
- 咳やくしゃみで腰に響く
こんな症状がある場合、神経や関節に負担がかかっているサインかもしれません。
第7章:腰痛が慢性化する人の共通点
実は、腰痛が慢性化する人には共通点があります。
それは、**「初期に痛みだけを止めようとする」**ことです。
痛みは“結果”であって“原因”ではありません。
痛み止めや湿布でフタをしても、原因がそのままでは再発や悪化を繰り返すだけ。
だからこそ、根本のゆがみや筋緊張、血流の悪さ、自律神経のアンバランスまで見ていく必要があります。
第8章:森上鍼灸整骨院では、ここまで見ています
当院では、
- 腰椎の動きと可動域の評価
- 姿勢の写真分析
- サーモグラフィによる血流とストレスの観察
- 必要に応じてエコーや神経学的検査も併用
こうした医学的な根拠に基づく鍼灸治療を40年間続けてきました。
また、治療にあたるのは臨床経験8年の国家資格をもつ鍼灸師です(写真掲載中)。
第9章:腰痛は、誰に診てもらうかで未来が変わる
腰痛に限らず、治療は「誰に、どう診てもらうか」で結果がまったく変わります。
- 原因にきちんと目を向けてくれる先生か?
- 今の状態をわかりやすく説明してくれるか?
- その治療に医学的根拠があるか?
これらがすべてそろってこそ、本当の“腰痛治療”です。
第10章:まだ間に合います。まずは無料相談を。
「今さら治療しても遅いのでは…」
「これくらいの痛みなら我慢できる」
そう思っている方にこそ、一度ご相談いただきたいのです。
当院では、無料相談フォームを設置しています(このページ内のボタンからすぐに送信可能)。
このブログが「もしかしたら自分のことかも」と思われたなら、
それは“腰が助けを求めているサイン”かもしれません。
早く気づいた人から、腰痛の人生は変わります。
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