【腰痛専門30年】痛み止めを安易に飲まない方が良い理由|薬で腰痛は治りません

「この腰痛、痛み止めを飲んでごまかすしかないのか…」 「薬を飲んでも、どうせまた痛くなる…」 「いつまで薬に頼ればいいんだろう…」

長引く腰痛を抱え、痛み止めが手放せなくなっているあなたは、今こんな不安の中にいるのではないでしょうか。

こんにちは。私は臨床経験30年、腰痛専門の鍼灸師です。これまで何万人もの腰痛患者さんと向き合ってきました。

最初に、とても大切なことをお伝えします。 私たちは、痛み止めが悪いものだとか、絶対に飲んではいけない、と言いたいわけでは決してありません。 激しい痛みは心身を消耗させます。痛み止めは、その辛い時間を乗り切るための有効な手段の一つです。

しかし、もしあなたが「腰痛を根本から治したい」と本気で願うなら、痛み止めとの付き合い方を一度見直す必要があります。

この記事では、なぜ安易に痛み止めに頼るべきではないのか、その本当の理由と、私たちが40年の研究の末にたどり着いた根本的な改善策について、専門家の立場から誠心誠意お伝えします。

「痛み止め=腰痛を治す薬」という大きな誤解

多くの方が誤解していますが、一般的な痛み止め(非ステロイド性抗炎症薬など)は、腰痛そのものを治しているのではありません。

痛み止めの役割は、一言でいえば**「痛みの信号をブロックすること」**です。

体に異常が起きると、「痛い!」という信号が神経を通って脳に伝わります。痛み止めは、その信号が作られるのを防いだり、脳に伝わるのを遮断したりすることで、一時的に痛みを感じなくさせているのです。

これは、火災報知器が鳴り響いているときに、報知器のスイッチだけを切っているようなもの。火事(痛みの原因)そのものは、全く消えていないのです。

最も怖いのは、痛み止めを飲みながら動くことの「落とし穴」

「痛みが楽になるなら、それでいいじゃないか」と思うかもしれません。しかし、ここにこそ、痛み止めに頼り続けることの最大の「落とし穴」があります。

それは、痛みがなくなったことで、根本原因を放置したまま体を動かしてしまうことです。

体は正直です。腰に負担がかかる動きをすれば、本来は「痛い!」というブレーキがかかります。しかし、痛み止めでそのブレーキが効かなくなるとどうなるでしょう?

あなたは無意識のうちに腰に負担をかけ続け、根本原因をさらに悪化させてしまうのです。

さらに体は、痛みの原因となっている部分を守ろうと、無意識に**「かばった姿勢」「かばった動き」**をするようになります。腰をかばうために膝が曲がったり、背中が丸まったり…。

その結果、**腰痛は「終息」するかもしれません。**しかし、それは治ったのではなく、体全体のバランスが崩れきって、痛みが出ない異常な姿勢に固定化されてしまっただけなのです。こうなると、今度は膝や股関節、首など、全く別の場所に新たな不調が現れ始めます。

腰痛を本当に治すために必要なこと、それは「運動連鎖」

では、どうすれば腰痛は本当に治るのでしょうか? その答えは、**「運動連saを整え、腰だけに負担がかからない体を作ること」**です。

運動連鎖とは、体の各部分が連携して動く仕組みのことです。歩く、立つ、座るといった日常の何気ない動作も、足首、膝、股関節、骨盤、背骨、肩甲骨…といった全身の関節や筋肉がスムーズに連動することで成り立っています。

しかし、腰痛を抱える方のほとんどは、この運動連鎖がどこかで崩れています。例えば股関節が硬いと、その動きを腰が過剰に代償するため、腰にばかり負担が集中してしまうのです。

つまり、腰痛を根本から治すとは、腰だけを揉んだり温めたりすることではなく、体全体のつながりを見直し、全身で衝撃や負担を分散できる、しなやかな体を取り戻すことなのです。

私たちが40年研究してたどり着いた最善策

「運動連鎖を整えると言っても、どうすれば…?」

ご安心ください。私たちはこの運動連鎖の考え方を軸に、40年間にわたって研究を重ね、ある一つの効果的な組み合わせにたどり着きました。

それが、**「インナーマッスルを狙った鍼治療」「治療効果を高める腰痛コルセット」**の組み合わせです。

1. インナーマッスルを治療する鍼治療

運動連鎖の要となるのが、体の深層部にあって骨盤や背骨を支える**「インナーマッスル」**です。この筋肉が弱ったり、うまく機能しなくなったりすることが、腰痛の根本原因であることが非常に多いのです。

しかし、インナーマッスルは体の奥深くにあるため、マッサージでは届きにくく、意識して鍛えるのも非常に困難です。

私たちの鍼治療は、このインナーマッスルに直接アプローチし、筋肉の過度な緊張を緩め、正常な働きを取り戻させることを目的としています。これが、崩れた運動連鎖をリセットするための第一歩です。

2. 治療効果を維持・向上させる腰痛コルセット

鍼治療で体をリセットしただけでは、日常の悪いクセですぐに元に戻ってしまいます。そこで重要になるのが、治療用として設計された高品質な腰痛コルセットです。

これは、ただガチガチに固めて動きを制限するものではありません。インナーマッスルが働きやすいように骨盤を適切に支え、「これが正しい体の使い方ですよ」と体に覚えさせるためのサポート役です。

鍼で体を「リセット」し、コルセットで「正しい状態を維持・教育」する。この二つを組み合わせることで、治療効果は飛躍的に高まり、根本改善への道を最短で進むことができるのです。

この方法は、痛み止めが効かない慢性腰痛や、手術しかないと言われた腰痛、そして本気で腰痛を人生からなくしたいと願う方々にとって、非常に効果的です。

まとめ:痛みのサインから目をそらさず、根本治療へ

痛みは、あなたの体が発している必死のサインです。 痛み止めでそのサインを消し続けることは、問題から目をそらし、根本原因をさらに根深いものにしてしまう可能性があります。

もしあなたが、

  • 痛み止めがだんだん効かなくなってきた
  • 薬に頼る生活に不安や疑問を感じている
  • マッサージや整体はその場しのぎだと感じている
  • この腰痛を自分の人生からなくしたい

そう強く願うのであれば、ぜひ一度、私たちの考え方に耳を傾けてみてください。

痛みのない快適な毎日を取り戻すために、まずは「痛みの本当の原因」と向き合う一歩を踏み出してみませんか。私たちは、その一歩を全力でサポートします。

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Profile

耳鼻咽喉科 認定鍼灸師 / 相良 明範

お医者様の治療が確立されていない家族の病気をきっかけに、鍼灸師になることを志す。 一見クールに見られがちだが、優しさは人一倍。 患者さんの不安にしっかり向き合い、丁寧に耳鼻科疾患の改善に必要な治療法を提案している。 独特なコミュニケーション力により、スタッフや患者さんとの厚い信頼関係を築いている。

耳鼻咽喉科 認定鍼灸師 / 相良 明範